台湾漫画家がイタリアで10回の巡回プロモーションを実施

「ベルガモ漫画祭」で、イタリアの若いファンが現場で漫画本を購入し、台湾の漫画家にサインを求めました。駐イタリア代表処文化部は、Toshokan出版社と協力し、「2025年欧州台湾文化年」の一環として、「台湾漫画 | アートと社会的責任の結合」プロモーションを企画しました。
このイベントでは、台湾の漫画家であるLonLonと柯宥希(顆粒)が招待され、彼らの実話に基づいた作品《再見信天翁》と《小丑医者》を携え、6月7日から22日までローマ、ミラノ、モンツァ、ベルガモの4都市で10回のプロモーション活動を行いました。活動には、漫画祭のブース設置、サイン会、漫画学校での座談会が含まれ、イタリアの漫画出版業界や読者との直接交流を図り、好評を得ました。
LonLonの《再見信天翁》は、野生鳥類援助のボランティアの物語を通じて環境教育と生命倫理を探求し、金漫賞年度漫画大賞を受賞した作品です。柯宥希の《小丑医者》は、特別な職業が病気の子どもを支える温かい実録です。2021年には日本国際漫画賞優秀賞(銀賞)を受賞しました。各イベントで、両漫画家は創作理念を共有し、読者にサインを行い、多くのイタリアの漫画ファンを魅了しました。特にローマのJaku漫画書店のイベントは盛況を博し、青年読者が活発に交流し、当日の台湾漫画は完売しました。
Toshokan出版社のマッテオ・ボノ社長は、台湾漫画が人文的深みと社会的関心を持ち、近年では競争の激しい市場で目立ち、良好な販売実績を上げていると述べました。今回の巡回活動は、台湾漫画の露出を高めるだけでなく、文化交流を深化させ、イタリアにおける台湾文化の認識を推進する上で重要な意味を持っています。
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