ノルウェーのF-35A、秋にポーランドに配備しロシアの拡張を阻止

ノルウェー国防省は6月30日、ロシア軍機がバルト海で頻繁に確認されることを受けて、秋にF-35A戦闘機をポーランドのジェシュフ空港に配備し、NATO東翼の防衛能力を強化すると発表しました。
報道によると、ロシア軍機は挑発的な行動をしており、最近では5月22日にロシアのSu-24戦闘機が危険な飛行を行い、ポーランド空軍が緊急出動した事例があります。さらに、6月27日にはロシアのIL-20M電子偵察機がカリーニングラードから飛び立ち、問い合わせ信号を送らずにポーランドとドイツの国境空域に入ったため、ドイツ空軍が2機の戦闘機を出動させました。
ノルウェーの山特威克防長は、F-35Aの配備がロシアの脅威に対するNATOの反応能力を高めると強調しました。この動きは、ロシアに対して西側がウクライナへの支援を守る決意を示す明確なメッセージであると報じられています。また、同時にドイツ国防大臣ペストリウスも、年末までに海軍艦艇を北大西洋と北極海域に派遣し、グリーンランドでの共同演習を計画しており、ロシアの影響力拡大に対抗するための軍事的存在を強調しています。
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