南アフリカ大統領がホワイトハウスを訪問、トランプが現地の白人が人種絶滅に直面していると指摘

南アフリカの極左政党「経済的自由戦士」の指導者マレマの過激な発言は、アメリカのトランプ大統領が南アフリカのラマフォサ大統領に対して、現地の白人農夫が迫害されている証拠として取り上げられました。記者が「映像に映る状況について、ラマフォサ大統領にどう対処してほしいか?」と尋ねると、トランプ大統領は「分からないが、最近の記事では多くの死者が出ている」と回答。
トランプが再生した映像には、十字架が並ぶ農地の様子が映し出されており、トランプはそこが埋葬された数千人の犠牲者の墓地だと説明しました。しかし、ラマフォサはこの場所を聞いたことがないと言い、メディアが調べた結果、2020年のクワズール・ナタール州の抗議活動のアートインスタレーションであることが判明しました。
トランプは南アフリカ政府が土地を奪われていると主張し、白人農夫が殺害されることに対して反論がなかったと語ったのに対し、南アフリカの富豪ルーペルトは、死亡事件は全体的なものであり、白人農夫だけに限られているわけではないと主張しました。彼らは技術的支援を必要としており、すべての小さな警察署にスターリンクを設置する必要があると述べました。
トランプ政権以降、土地改革と人種問題を巡る紛争がアメリカと南アフリカの関係を冷却させ、3月には駐米大使のラスールが「人種的憎悪の扇動」を理由に追放されたとの報道もあります。ラマフォサは、彼の訪問が両国の経済・貿易関係を改善するためのものであることを強調しました。
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