雲林の優れた濁水米が欧州への輸出に成功、農民が共に新たな高みへ
東遠糧業と台湾優米実業は8日、雲林での「欧州向けプロモーション記者会見」を開き、合計1200トンの雲林産優質濁水米が欧州8カ国市場に進出したと発表しました。これは台湾の農業輸出の新たな里程標となります。
出席者には農糧署中区分署副署長の徐惠瑩、雲林県知事の張麗善及び多数の農民代表が含まれており、張県知事は今回の輸出先がフランス、スイス、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、イギリス、ドイツであることを指摘し、これは前例のない農業の成果であると述べました。
主力製品である「雪鶴寿司米」は、雲林の二崙や崙背地域からの契約栽培米であり、東遠糧業は300人以上の農民と協力し、契約面積は1000ヘクタールに達します。李元豪は、農民が成功の鍵であると強調しました。
輸出される米は全てEUの食品検疫および安全基準をクリアし、現地の代理店によってスーパーマーケットや飲食ルートに販売され、さらに台湾米の国際的な認知度を高める予定です。
徐惠瑩は、この度の欧州進出の成功は量的な成果だけでなく、国際品質認証およびブランド価値の確立でもあると述べ、今後の農産物輸出のサンプルとなることを示しました。
