インドネシアのバドミントン選手が思わぬ敗北、北部壮年運動会での選手たちの感想
2025年双北世界壮年運動会バドミントン大会で、「世界王者コンビ」と称されるインドネシアの選手Hariyanto ArbiとTri Kusharjantoが、初戦で台中の選手楊志宇と劉英雄に18-21、21-19、15-21で思わぬ敗北を喫しました。試合後、楊志宇ほかの選手は「過去に選手として彼らに勝てなかったが、壮年の舞台で勝てるとは思わなかった」と語りました。
グループステージで敗れたにもかかわらず、ArbiとKusharjantoは男子50+の準決勝に進出し、明日決勝に臨む予定です。Arbiは1995年のロサンヌ世界選手権で男子シングルス金メダルを獲得した実績があり、Kusharjantoは2000年のシドニーオリンピックで混合ダブルス銀メダルを手にした選手です。二人は引退後に再びペアを組んで競技を続け、世界壮年バドミントン選手権のタイトルを数回獲得しています。
試合では、Arbiが足の怪我を抱えながらも出場し、試合後には対戦相手の素晴らしい技術を称賛しました。「彼らは素晴らしかった、そして勝利に値する。試合の雰囲気は良く、主催側の準備も素晴らしい、選手たちが快適に競技できる環境が整っている」と述べました。台中後里の楊志宇と劉英雄は、現在小学校と高校の教師をしており、昨年から参加を決め、週3日トレーニングを行っています。
楊志宇は「初めての試合が王者組合との対戦と分かり、冷静に対処しようと決めました。彼らの動きが遅いと感じたので、吊球を意識しました。この試合に勝てて本当に嬉しいです」と語りました。
