2025台北国際観光博覧会にて、韓国江原特別自治道と江原観光財団は23日に江原観光説明会を開催し、「2025-2026江原訪問年」推進計画を正式に開始し、台湾の観光市場に対する重視を示しました。

江原道は「冬季恋歌」の撮影地である南怡島や雪岳山の秋の紅葉と冬のスキー場景が有名で、毎年5万人以上の台湾人観光客を引き寄せており、秋冬は特に人気のある観光シーズンです。今回の江原観光説明会には160人以上の台湾観光協会のメンバーや業界関係者が参加し、盛況に行われ、江原道への関心と成長の潜在能力が示されました。

イベント内容は「江原メディア座談会」、「B2B交流会」、「江原観光説明会」などを含んでおり、メディア宣伝や業界連携の全般にわたる内容です。江原道の四季の観光資源、韓国ドラマやK-popの人気撮影地、特産の健康療法コースなどについて、江原観光財団の代表が紹介し、国際観光のホットスポットとしての江原道の多様な魅力と競争優位性を強調しました。

江原道は壮大な自然の美しさのみならず、韓流と文化の中心地でもあり、「冬季恋歌」、「ブルー・バースデイ」、「鬼怪」などの名作韓国ドラマがこの地で撮影され、BTSのアルバムや音楽ビデオ、バラエティ番組の舞台ともなり、世界中のファンの聖地となっています。また、南怡島の四季の美しさ、落山寺の禅の雰囲気、江陵の歴史的名所と現代美術空間も台湾の旅行者にとって欠かせない観光地です。

江原観光説明会には江原道15の市郡から観光代表者が集まり、「2025-2026江原訪問年」のテーマ企画、海洋スポーツとリゾート体験を組み合わせた新しい観光資源、冬のスポーツと雪の祭典、韓国ドラマやK-popの撮影地を中心にした韓流観光ツアー、そしてアジア市場向けに設計された健康療養テーマのツアーなど、多数の観光新ポイントが発表されました。

崔成炫氏は、台湾が韓流文化と韓国旅行に対して非常に熱心な重要市場であると述べ、今回のイベントを「2025-2026江原訪問年」のプロモーション計画の出発点とするとともに、台湾の旅行者に合ったカスタマイズされた旅行商品を開発し続け、より多くの人々が江原道の四季の美しさと深い魅力を体験できる機会を提供すると強調しました。

江原観光財団は今後、台湾市場との戦略的協力を深化させ、多様な観光資源を通じてより多くの台湾旅行者を江原特別自治道に引き寄せ、両地の観光産業の共栄発展を促進する計画です。