イタリア・エトナ火山が激しい噴火！火山灰が数キロの高さに達し、観光客が逃げ惑う
本日（2日）、イタリア・シチリア島のエトナ火山が激しい噴火を起こし、高温のガス、火山灰、溶岩が大量に噴出し、噴火の高さは数キロに達しました。火山から40〜50キロ離れた都市でも、爆発音が聞こえるほどの衝撃的な現場で、観光客は爆発後に急いで逃げる様子がSNSで広まりました。
イタリア国立地球物理学火山学研究所（INGV）によると、初期観測によれば、今回の噴火により火山の南東側にある火口の北側が一部崩壊したとのことです。この地域では数ヶ月前の噴火でも壮観な溶岩流が見られました。噴火は現地時間の午後1時（台湾時間の午後7時）から始まり、最近の噴火パターンに一致しています。今回の火山活動は「火山砕屑流型噴火」と定義されています。トゥールーズ火山灰諮問センターの警告によれば、火山灰柱は約6400メートルに達する可能性があります。
シチリアの防災機関は航空交通に対して「火山観測通報」（VONA）を発出し、すべての便に地域を避けるよう警告しています。しかし、現在の風向きが火山灰を空港に吹き込まないため、パレルモ及びカターニア空港は依然として正常運航を続けています。FlightRadarによると、カターニアに着陸予定の便の一部はパレルモ空港に変更されました。エトナ火山は世界で最も活発な火山の一つであり、2025年の活動が顕著に増加しています。Newsweekによると、今年の2月、4月、5月に壮観な噴火が発生しており、溶岩流と火山灰雲を生成しています。イタリア当局は市民の安全を確保するため、火山活動の監視を続けています。
