イタリア・エトナ山が激しい噴火、観光客が慌てて逃げる
イタリア・シチリア島のエトナ山（Mount Etna）が2日に激しい噴火を起こし、大量の高温ガス、火山灰、溶岩が噴出しました。噴火の高さは数キロメートルにも達し、現場の映像には多くの観光客が驚いて逃げ惑う様子が映し出されています。シチリア防災局は、火山周辺の地域に対してすべてのフライトを避けるよう警告を発しました。
報告によると、エトナ山は2日の噴火で大量の火山灰や岩石を噴き出し、観光客は避難を余儀なくされました。SNSに投稿された映像には、観光客が急いで山を下りる様子が見られ、旅行会社によると、噴火の際には40人の観光客が現場にいたとのことです。爆音は40〜50キロ離れた町でも聞こえると報告されています。
エトナ山は毎年150万人以上が訪れるシチリア島の人気観光地で、たくさんの人々が山頂を目指して徒歩で登ることを選びます。エトナ山は世界で最も活発な火山の一つとされていますが、2014年以来これほどまでに激しい噴火はありませんでした。
