メキシコ司法選挙前に37人の候補者が暗殺！装甲車の需要が急増
メキシコで初めての司法選挙が本日行われ、2600以上の司法職が選出されることとなります。しかし、選挙日前に37人の候補者が暗殺され、政治家や一般家庭は命の安全のために装甲車を購入することを選び、装甲車工場の注文が急増しています。
抗議者は「司法の詐欺に反対し、投票しない」と訴えています。この選挙はメキシコの歴史で初めての司法選挙で、約7700人の候補者から9人の最高裁判所の裁判官を選出します。抗議者は「これは詐欺だと思う、私たちは裁判官に投票するべきではない。また、全体の司法手続きが腐敗していると思う」と述べています。
それにもかかわらず、メキシコ大統領ロペス・オブラドールは投票所に姿を見せ、「民主主義万歳」と発言しました。しかし、この選挙には多くの影があり、すでに37人の候補者が暗殺され、800件以上の暴力事件が発生しています。命を守るため、多くの候補者は選挙運動の際、防弾ベストを着用し、装甲車に乗っています。
装甲車業者は、これらの車両が防弾仕様であるだけでなく、逃げるための扉もあると説明し、命を守るために候補者は数万ドルを支払うことを厭わないとしています。報道によれば、メキシコシティでは暴力犯罪が昨年の同時期と比べて150％以上も増加しており、殺人や誘拐事件が含まれ、治安状況が悪化しています。
