シャウ・イグが北朝鮮を再訪、金正恩はロシアへの軍事支援を継続することを約束
ロシアの国家安全保障会議の書記長であるシャウ・イグは、4日に北朝鮮を再訪し、北朝鮮の指導者金正恩と会談した。金正恩は、ロシアに対する「無条件の支援」を継続することを表明し、両国の戦略的パートナーシップの約束を強調した。これは、ロシアと北朝鮮の協力が深まっていることを示し、地域および世界の安全に対する脅威を強めている。
北朝鮮の官営メディア「労働新聞」によれば、これはシャウ・イグが3月以来再度北朝鮮を訪れたもので、両者は軍事協力の深化を議論し、ウクライナを含む国際的な主要状況について意見を交換した。さらに、北朝鮮の兵士がウクライナ・ロシア戦争で果たした貢献を確認し、このための記念活動を計画しているほか、クルスク地域の再建に関する議題も議論した。
金正恩は、ロシアへの軍事支援を継続し、すべての重要な国際問題においてロシアの立場と外交政策を「無条件に支持する」と約束した。ロシアと北朝鮮はロシア国内の北朝鮮軍隊の人数を公表していないが、「多国制裁監視チーム」の最近の報告によれば、平壌当局は昨年、1万1千人以上の兵力をロシアに支援し、最近3000人を追加派遣したほか、900万発の弾薬や他の軍備を提供している。アメリカ、日本、韓国を含む多国の同盟国は、北朝鮮のロシア支援の目的は、ロシアからの経済支援と先進技術の獲得であり、核兵器や弾道ミサイルの開発を加速させ、インド太平洋地域および世界の安全安定に脅威をもたらすと見ている。
