コスタリカで黒白の猫が麻薬運搬工具に?刑務所の警察が300グラム以上の麻薬を捕獲

黒白の猫の背中には麻薬が結びつけられており、刑務所の警察に捕獲された。(写真/Facebookより/Ministerio de Justicia y Paz)コスタリカのある刑務所の警官が、ポコシ刑務所(Pococi Penitentiary)の外で、猫の背中に異常な灰色の斑点を見つけたと報告されている。その後、捕獲された猫を調べたところ、背中に結びつけられたものは、なんと大麻とヘロインで、その重さは300グラムを超えていた。
『ニュー・デリー・テレビジョン』の報道によれば、コスタリカ司法平和省(Ministry of Justice and Peace)は、5月6日に警官が見つけた黒白の猫が鉄条網のそばで動いているのを見て、その背中の毛の色が異常であることに気が付いたと伝えている。他の警官が通報を受けて迅速に行動し、猫を捕獲した際、結びつけられている不明な物を見つけ、その中には約235.65グラムの大麻、67.76グラムのヘロイン、2枚の巻きたばこの紙が含まれていた。
警察は、これらの麻薬が本来は刑務所に密輸される予定だったと考えており、現在、監視カメラの映像を確認し、その猫の過去の動きの追跡を行っており、外部の人物と刑務所内の職員が結託して動物を使って麻薬を密輸しているかどうかを調査中である。関連機関は現在、黒白の猫を国家動物衛生局(National Animal Health Service)に引き渡して健康状態を確認している。
司法平和省は公式フェイスブックでこの事件の監視カメラ映像を公開し、警官の迅速な反応を称賛し、麻薬が刑務所に入るのを防ぐことに成功したと発表した。報道によると、このように動物を使用して違法物品を運ぶ手法はコスタリカでは珍しくなく、特に猫は行動が隠密であり、塀を越えるのが得意なため、麻薬密輸の手段として選ばれることが多い。不法者は食べ物を使って猫を監獄に近づける訓練を行い、少量の麻薬を指定された場所に持ち込ませることがしばしばであり、麻薬取締官は防ぎきれないことが多い。
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