台湾先物取引所が英国で国際デリバティブ展示会に参加し、欧州市場を拡大
台湾先物取引所は、国際化を進め、外国資本の参加を強化するため、6月16日から18日にかけてイギリス・ロンドンで開催される米国先物業協会（Futures Industry Association, FIA）主催の国際デリバティブ展示会（International Derivatives Expo, IDX）に参加します。本展覧会を通じて、ブースを出展し、会談を行い、台湾先物市場の特徴と利点を積極的に宣伝します。
FIA IDXは通常、欧州のデリバティブ市場における重要な年次イベントとされ、世界中の取引所、清算機関、先物業者、機関投資家、情報サービス提供者などが参加します。本大会は、欧州およびグローバルなデリバティブ市場の発展動向に焦点を当て、英欧の金融関係の再構築、規制政策の変化、取引および清算技術の進化、運用の弾力性の強化、AIおよびクラウドの活用といった課題を取り上げます。
35か国から千人近くの代表者が集まり、直接の交流を通じて、欧州で最も代表的なデリバティブ市場の交流プラットフォームを共に構築し、各参加団体に市場の利点を宣伝し、国際的な露出を高める機会を提供します。
今回は、楊朝舜副総経理が率いる代表団が参加し、展示会および会議の期間中、欧州のトレーダーや機関投資家と積極的に交流し、欧州系の外国資本および中東地域の外国資本機関と会談を行い、台湾先物市場の最新の動向を紹介します。これには、台湾の株価指数および個別株に関連する先物商品の活発な取引、夜間市場商品の継続的な拡大、外国資本の参加の増加、さらには今後上場予定の金曜日満期の台湾株指標オプションなどが含まれます。台湾先物取引所は、FIA IDXへの参加を通じて、欧州市場および国際的な外国資本顧客とのつながりを深め、台湾先物市場の国際的な視認性と魅力を高めるために、引き続き積極的に国際業務を拡大する予定です。
