ブラジルのタクシー運転手、強盗に遭い酸を強制的に飲まされ死亡
ブラジルで、30歳のタクシー運転手ティアゴ・アウグスト・ニコラウ（Tiago Augusto Nicolau）が強盗に襲われ、強制的に強酸を飲まされ、重傷を負った後に死亡しました。
報道によると、ニコラウは外出した後行方不明となり、約１日後に作業員に発見された時、路上で意識不明の状態で倒れていました。彼の口と舌は深刻に焼けており、救急隊員が直ちに病院に運びました。ニコラウは一時的に意識を取り戻し、事件の際の様子を思い出しました。事件は午後2時頃、2人の拳銃持ちの男に車を止められ、人気のない場所に連れて行かれたと語っています。
彼は無理やり強酸を飲まされ、その後、強盗は彼の車と携帯電話を奪って逃げました。医療従事者は、彼が確かに何らかの酸性液体を飲んでおり、口や喉、食道も重傷を負っていることを確認しましたが、具体的な物質は発表されていません。最終的に、ニコラウは傷が重すぎて、6月18日に亡くなりました。このため、当初の強盗事件は殺人事件として調査が進められ、警察は現在、容疑者の特定に努めています。
