ウクライナが警告:中国の軍事要員がロシアで訓練を受けると 中国外務省は否定

ウクライナ国防省情報局の情報によれば、モスクワは2025年に約600人の中国軍事要員を受け入れ、西側の武器に対処するための訓練をロシア軍と共同で行う計画を立てている。この件に関し、中国外交部の報道官は「中国にはそのような情報はない」と述べた。
「キエフ・ポスト」の報道によると、これらの中国軍事要員は、西側の武器システムに対応する方法を学ぶ予定で、特に戦車ドライバー、砲兵、工兵、防空専門家の育成に重点が置かれるという。中国外交部は、交戦当事者に武器を提供したことは一度もなく、常に和解を促進する姿勢を貫いていると強調した。
今年4月、ウクライナはロシアのために戦う中国人2名が捕虜にされたことを公表した。ウクライナ大統領ゼレンスキーは、ロシアが中国をウクライナ侵攻に巻き込もうとしていると指摘した。また、中国がウクライナに無人機の供給を停止する一方で、ロシアに対しては軍事装備を販売し続けているとの報道もある。これに対し、ロシアと中国は否定し、ウクライナに対して警告を発している。
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