厄瓜多ルート最大の麻薬王Fito逮捕 3歳の娘が無意識に居所を明かす

厄瓜多の第一通缉麻薬王、麻薬ギャング「ロス・チョネロス」の首領ホセ・アドルフォ・マシアス・ビジャマール(José Adolfo Macías Villamar)通称「Fito」は、故郷マンタで特警と軍によって逮捕され、17ヶ月の逃亡に終止符を打ちました。この逮捕の鍵を握ったのは、彼の3歳の娘の無意識による情報漏洩でした。
警察は彼の隠れ家を特定済みで、そこには秘密の地下室があり、Fitoはキッチンの床下の隠し扉の中に隠れていました。約10時間の包囲戦の中で、警察は重機を使用し、Fitoを逼迫させ、彼は自ら地下室の扉を開けて投降し、即座に身元を確認されました。
ビジャマールは2011年から組織犯罪や麻薬密輸の罪で34年の刑に服しており、今回で二度目の脱獄です。2024年1月に監獄から脱出して以来、厄瓜多では暴動や重大事件が相次ぎ、ノボア大統領は緊急状態を宣言する事態に至りました。
ビジャマールの逮捕は、政府が国際犯罪組織に対する取り組みを強化していることの象徴であり、大統領はソーシャルメディアXで逮捕を確認し、米国との引き渡し手続きを開始すると発表しました。ビジャマールは生涯刑務所に入る危険があります。
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