日本、観光客向けの外国免許証の切り替えを禁止 2025年10月から施行

日本の警察庁は10月に、観光客が短期ビザで外国の運転免許証を日本の運転免許証に切り替えることを禁止する新法案を発表しました。この法律は2025年10月1日から施行され、すべての免許証切り替え申請者は住民票の提出が義務づけられます。
過去1年間で「外免切り替え」制度を通じて日本の運転免許証を取得した外国人は68,623人に達し、2015年の約2.3倍に増加しました。主な申請者はベトナム、中国、韓国からで、それぞれ16,681人、15,251人、4,901人です。この制度は本来、日本人のために設計されていたもので、観光客が短期滞在のうちに簡単な筆記試験を受けて運転免許証を取得する事例が問題視されています。
警察庁は、2024年の外国人運転者による交通事故が7286件に達し、過去10年での新記録となったことから、法律改正を進めています。特に、外国人運転者が日本の交通ルールを十分理解していないという懸念が寄せられています。
この法律の施行により、住民票を持たない者(観光ビザ入国者)は運転免許証の切り替えができなくなりますが、例外として海外に居住する日本人と外交官が対象とされます。また、運転試験の基準も厳格化され、知識試験の問題数が10から50に増加し、合格基準が90%に引き上げられます。警察庁は、この修正案がすべての道路利用者の安全を確保するためのものであるとしています。
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