蘇俊賓が反論、台湾の大気質データ分析で彭啟明を打ち負かす

桃園市副市長の蘇俊賓は、環境大臣の彭啟明に強く反論し、彼が不完全なデータを用いて大気汚染の影響を正当化していると批判した。彼は、彭が「台湾の大気質は日本に次ぐ」と述べたことが、古いデータの比較に基づいていることを指摘し、実際の状況を反映していないと述べた。
蘇俊賓は、環境部が使用しているデータが31の監視ステーションの平均値に集中していること、さらに彭が引用したPM2.5データが孤立した指標に過ぎず、他国との全体的な比較が欠如していることを強調した。このような方法は、公衆を誤導するだけでなく、火力発電が環境に及ぼす長期的な影響を無視している。
彼はさらに、火力発電所の排出量が非常に高く、その中で硫黄酸化物の排出が全ての排出源の40.4%を占めていることを指摘し、国民全体が環境コストを負担することになると述べた。彼は環境部により完全な情報を提供し、実際の環境リスクを国民に理解させるよう呼びかけた。
また、蘇俊賓は「肺で発電する」という言い回しに対し、火力発電の環境コストを正直に開示する必要があると述べ、この種の電力を使用する真の対価を公共が理解するための助けになるべきであると述べた。
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