トランプ氏、来月カナダで開催されるG7サミットに出席へ

アメリカのホワイトハウスは22日、トランプ大統領が6月15日から17日にカナダで開催される「七大工業国グループ」(G7)首脳会議に出席することを確認しました。このサミットは、トランプ氏が最近カナダをアメリカの第51州にするよう呼び掛けたことから注目されており、米加関係の緊張を反映しています。
トランプ氏はカナダの加入を何度も訴え、さらにカナダには関税を課しており、両国の関係は緊迫しています。3月に新たに就任したカナダのカーニー首相は、5月初めにトランプ氏と面会した際、カナダは「売り物ではない」と明言し、トランプ氏は「決して不可能だと言わないでほしい」と応じました。それにもかかわらず、両国の指導者は会談が進展をもたらしたと称賛しています。
さらに、日本の石破茂首相はG7サミットの際にトランプ氏と会談する予定です。G7の財務大臣と中央銀行の総裁たちは20日から22日に先立ってカナダで会議を開き、共同声明を発表し、世界の課題に取り組むために協力し続けることに合意しました。また、ロシアのウクライナに対する残虐な戦争を非難し、ロシアの資産は戦争が終わるまで凍結され続けることを強調し、ウクライナへの損害についても代償を支払う必要があると述べました。
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