市場の混乱にもかかわらず、米国の軍需ETFが23.6%の逆行上昇

米国大統領トランプの政策が市場に影響を及ぼし続けていますが、軍需分野に特化した元大航太防衛科技ETF(00965)は好調です。本日、このETFは18元を突破し、新たな高値を記録しました。2024年の11元の発行価格と比較して、20%近く上昇しており、今年の上昇率は23.6%に達し、株式型ETFの中でトップの座を維持しています。
統計によると、今年に入ってから二桁の上昇率を維持している株式型ETFは、00965、元大ヨーロッパ50(00660)、富邦ヨーロッパ(00709)の3つのみです。その中でも00965の23.64%のリターンが最も注目に値し、他の主流ETFや市場全体を大きく上回っています。
元大航太防衛科技(00965)ETFの研究チームによると、世界の防衛関連株のパフォーマンスは主な国の防衛予算に強く依存しています。米国は22日に税制改革法案を通過させ、1,500億ドルの防衛追加予算を承認しました。2026年までに米国の防衛予算は1兆ドルを超えると見込まれており、年成長率は13%に達する見込みです。EUも19日に、1,500億ユーロの共同兵器調達融資基金を発足し、加盟国が協力して防衛装備を購入できるように低利融資を提供しています。
需要の面では、世界的な地政学的対立が続く中、現代の戦争における無人機、対無人機技術、防空システムに対する高価なテクノロジー装備の需要が高まっています。消耗戦の特性上、各国は防衛ストックを強化する必要があり、これが世界の防衛関連株に取引の動力を与え続けると予想されます。
今年のこれまでの重要な米国ETFのパフォーマンスは以下の通りです: 統一FANG+(00757)は-7.3%、富邦NASDAQ(00662)は-9.1%、元大S&P500(00646)は-9.4%、国泰フィラデルフィア半導体(00830)は-20.6%であり、いずれも防衛テーマETFのパフォーマンスには及びません。
◎《FTNNニュースネット》からの注意:この資料は参考情報であり、投資家は独自に判断し、慎重に評価し、投資リスクを負う必要があります。
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