インドネシア大統領がフランス製ラファール戦闘機の調達を堅持、マクロン大統領が訪問で二国間協力を強調

フランスのマクロン大統領は5月28日、インドネシアのジャカルタでインドネシアのプラボウォ大統領との共同記者会見を行い、両国の防衛協力の重要性を強調した。インド空軍のラファール戦闘機がカシミール紛争でパキスタンの中国製J-10戦闘機に撃墜されたことから、その性能に疑問が生じたが、マクロン大統領はインドネシアがラファールの調達を続ける意向を示した。
マクロン大統領は、ラファール戦闘機、スコーペン級潜水艦、および軽巡視艦に関する意向書が署名されたことを述べ、今後の新しい契約に向けた展望が開かれたと語った。プラボウォ大統領は、フランスがインドネシアの武器近代化、共同生産、技術移転における主要なパートナーであると述べた。
今後の予定として、マクロン大統領はシンガポールに向かう予定。フランスのダッソー航空の株価は、ニュースを受けて3.4%上昇した。インドネシアは2026年に初めてのラファール戦闘機の配達を受け取る見込みである。軍事協力に加えて、双方は110億ドル以上の多くの契約にも署名した。
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