台湾がアジア初の3大豚病非疫国となる見込み

農業省は本日、台湾が今週のWOAH大会で「豚熱非疫国」認証を受ける見込みであり、その結果、台湾はアジアで唯一、豚熱、口蹄疫、アフリカ豚熱の3大豚病の非疫国として認定されることを発表しました。
台湾は豚熱の発生から1年が経過し、昨年世界動物衛生機関(WOAH)に非疫国の申請を行いました。認定が順調に進めば、台湾はアジアで唯一の豚熱、口蹄疫、アフリカ豚熱の重要3病非疫国として位置付けられます。養豚協会もこの決定を喜んでおり、今後の台湾産豚肉の新加坡や日本への輸出に大きな利益をもたらすことを期待しています。
現在WOAHはフランスのパリで大会を開催中であり、農業省の防疫署長である徐榮彬氏は、今週中に台湾が「豚熱非疫国」の証明書を受け取ると予想しています。養豚協会の理事長である潘連周氏は、各国が安価な冷凍豚肉を好む傾向がある中で、台湾の生鮮豚肉の輸出には大きな可能性があり、7日間の鮮度保持技術を有していることを強調しました。
具体的には、台湾の生鮮豚肉は新加坡で1キログラム当たり700元で販売されており、スペアリブは500元で売り切れています。豚熱非疫国になった後は、新加坡への輸出がさらに有利になると信じています。
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