米財相：トランプ大統領は習近平国家主席とすぐに電話をする見込み
中国の習近平国家主席は5月8日、ロシア主催の「偉大な祖国戦争」勝利記念音楽会に出席した。米国の財務長官であるベーシント氏は、日曜日（5月1日）のインタビューで、トランプ米大統領が習近平国家主席とすぐに電話をする可能性があると述べた。
トランプ氏は、1月20日の就任以来、大規模な貿易戦争を発動し、習近平氏が彼と会話したいと思っていることを何度も表明している。しかし、これまでに公開された情報によれば、習近平氏は貿易問題についてトランプ氏と電話をしたことはない。日曜日に米国のコロンビア放送局（CBS）にインタビューされた際、トランプ氏と習近平氏の電話が予定されているか尋ねられたベーシント氏は「すぐに何らかの進展を見ることができると信じている」と回答した。
トランプ氏は金曜日（5月30日）に、中国が米国との合意に違反し、重要な鉱産物に対する関税と貿易制限を撤廃していないと非難した。ベーシント氏は「中国は現在、インドや欧州の産業供給網にとって重要な製品を押さえ込んでいるのだ。これは信頼できるパートナーの行動ではない」と述べた。さらに「トランプ大統領が習近平主席と通話すれば解決できると確信している。しかし、彼らは現在、合意で約束された製品の一部を押さえ込んでいる。これは中国の体制内の何らかの問題か、あるいは意図的なものであるかもしれない。我々は、総理と習主席との通話後に確認できる」と続けた。トランプ氏は金曜日、すぐに習近平と通話するだろうと信じていると述べた。中国側は4月に、両者のリーダーは最近対話していないことを指摘した。
