マイクロソフト、EU経済地域向けWindowsシステムを調整：Microsoft Storeをアンインストール可能、Edgeをデフォルトブラウザに強制しない
EUデジタル市場法に対応して、マイクロソフトはEU経済地域（EU、アイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタインを含む）向けにWindows 10およびWindows 11を調整すると発表しました。ユーザーは内蔵のMicrosoft Storeをアンインストールでき、Microsoft Edgeをデフォルトブラウザに設定するよう求めるポップアップは、ユーザーが手動で変更しない限り表示されません。
さらに、EU経済地域内のユーザーはWindows検索結果からBing検索結果を除外することができます。新しいMicrosoft Edgeブラウザの使用モードは、5月29日からリリースされたバージョン137.0.3296.52から導入され、Build 26120.4151のOS Beta更新を通じて提供されます。他の機能は7月に小売チャネルに提供される予定です。
Windows検索機能では、デフォルトでBing検索を表示せず、代わりにユーザー設定のデフォルト検索エンジンに基づいて結果を表示します。複数の検索エンジンで結果を検索でき、検索エンジンの優先順位も調整可能です。この更新は既にプレビュー版でテストされており、6月初旬に完全版がリリースされる予定です。Microsoft Storeはいつでもアンインストール可能で、Microsoft Store経由でインストールしたアプリの更新は引き続き可能ですが、この機能は今年後半に提供される予定です。
