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金門で再びアフリカ豚熱ウイルスが確認、緊急防疫措置が発動

金門で再びアフリカ豚熱ウイルスが確認、緊急防疫措置が発動

金門県政府は17日夜、本月14日に金寧郷慈堤岸で漂流死豚が見つかり、アフリカ豚熱(ASF)ウイルスの核酸が確認されたと報告しました。防疫機関は直ちに現場の消毒と焼却処理を行い、周辺の畜産場に対して緊急防疫体制を発動しました。

この事件は海上巡視署金馬澎分署第9岸巡隊から報告され、職員が現場へ採取に赴きました。サンプルは農業部獣医研究所に送付され、PCR検査の結果、アフリカ豚熱ウイルスが陽性と確認され、中国で流行中のウイルスと100%の相似性があることが判明しました。

防疫所は、金城、金湖、金寧及び烈嶼等の町の獣医師と連携し、発見地から10キロ圏内の25か所の養豚場を個別に訪問しました。現在、5,500頭以上の豚が異常なしと確認され、飼育管理は正常です。金門県は、地理的に中国に近いため、過去にも漂流豚屍事件が発生していると強調しました。

農業部は、金門での豚及びその製品の輸出を一時停止し、ただし評価をクリアした一部の生産者は輸出可能です。防疫所は、養豚業者に対して厳格な防疫対策を実施するよう呼びかけています。