台湾事実確認センターが「2025年大震災予言」の真実を暴露

最近、「2025年7月5日、日本の大地震の予言」がオンライン上で広まり、特に台港地域で恐怖が引き起こされている。台湾事実確認センターは、この予言が日本の漫画家・龍樹諒の作品『私が見た未来:完全版』に由来することを指摘した。龍樹諒の予言はこれまでにいくつかの歴史的出来事を当ててきたが、事実確認センターは多くの関連言説には根拠がないことを強調している。
元々、龍樹諒の予言は怪談や都市伝説を好むコミュニティ内で流れていたが、彼が複数の歴史的事件を当てたことによって、次第に広まっていった。日本のメディア『NHK』の報道によれば、2023年以降、この地震予言は注目を集め、特に2025年春には日本のYouTubeやTikTokプラットフォーム上で関連するコンテンツが頻繁に流れた。台湾でも多くのインフルエンサーが都市伝説を話題にし、この事の拡大を助けた。
台湾では、2024年中頃以降、関連する噂が様々なソーシャルメディア上で急速に広まり、今年の3月には特異な上昇傾向を示し、多くのメディアもこの事件を報道した。事実確認センターのデータによると、今年の2月から関連する噂が増加し、4月から5月にかけてピークに達し、一般の人々の潜在的な大地震への恐怖と不安を示している。
この災害予言に関して、中研院地球科学研究所の副研究員・黄信樺は、強い地震は主にプレートの境界部で発生すると指摘し、海洋プレートにおける地震は通常予言に描かれているような破滅的な津波を引き起こすことはないと述べている。過去の経験と科学的証拠によれば、大規模な震動が発生すれば明確な前兆が伴い、突然の災害は起こり得ない。
さらに、事実確認センターは、現在のところ地震の発生時期やその結果を正確に予測する技術は存在しないことを公衆に警告している。オンラインで流れている多くの映像や声明はAI生成または偽の専門家によるものであり、さらには偽の地図を用いて災害の経路を模倣することによって、さらなる恐慌を引き起こしている。龍樹諒本人も人々に恐れる必要はないと呼びかけ、専門家の意見に耳を傾けるよう勧めている。
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