男性が13万を使って憧れの女性を誘い海外旅行、帰国後に割り勘を要求して敗訴
ある男性が憧れの女性を追いかけるために30420元（約13万円）を使って彼女を海外旅行に誘ったが、帰国後に彼女に半額の旅費を払うよう要求し、最終的に裁判で敗訴した。
この事件は中国の上海で発生した。2023年9月、陳さんは李さんにデートの提案をし、旅行代金をそれぞれ15210元（約68445元）で「2人独立グループ」の方式で旅行することに決めた。9月21日、陳さんは旅行会社に全額を支払い、二人は10月2日から8日までの7日6夜の旅行を楽しんだ。
ところが、帰国後の10月21日に陳さんは突然李さんに旅費の支払いを求めた。李さんは支払うことを拒否し、陳さんが自分のために全額支払ったことを強調し、また南京への旅行の際も陳さんが全額負担していたことを指摘した。
二人は金銭の問題で法廷で対峙することになった。裁判所は、陳さんが李さんを追いかける過程で、自発的に旅費を支払ったことを認め、李さんはその費用を支払う約束をしておらず、AA分担の合意もなかったため、この支出は「贈与」の性質を持つと判断し、男性の請求を支持しなかった。
弁護士は、もし陳さんが当時「この金は後で返してもらう」と明確に伝えていれば、返還を求めることができたかもしれないと指摘している。この件は自発的な贈与として認識され、明確な約束がなければ返還を求めることは難しい。事件が報じられると、多くのネットユーザーが議論を交わし、「旅行に行く前に割り勘について明確にしておくことが重要」との声が上がった。
