米軍のイージス艦がフィリピンで「戦時修理」演習を実施し、後方支援能力を強化

軍事ニュースサイト「Naval News」によると、米海軍のイージス駆逐艦「バンフォード」(DDG 65)は、今年初めにフィリピンを訪問中に、スービック湾で「戦時修理」の模擬演習を行い、衝突状態における艦隊の後方支援能力を強化した。
報告によれば、米海軍第7艦隊第15駆逐艦戦隊に所属する「バンフォード」は、1月下旬のフィリピン訪問中に「艦船戦時修復および保守演習」(SWARM-EX)を実施し、艦内の乗組員が情報作戦システム指揮部(NAVWAR)のモニタリングセンターを通じて、リモート接続による技術支援を受け、模擬修理任務を成功裏に完了した。
これはNAVWARモニタリングセンターがインド太平洋地域で行った戦時修理演習への3度目の参加であり、過去2回は2024年秋と2023年春にグアムで行われた。専門家は、スービック湾が過去に米海軍の海外最大の基地であったことを指摘し、近年の米フィリピン防衛協力の強化に伴い、再び米軍の重要な海外後方支援拠点となる可能性があると述べた。
米海軍は、この地域の整備能力を高め、潜在的な地域紛争に効果的に対処するために積極的に取り組んでいる。米海軍は2026年までにスービック湾周辺の土地をリースし、新しい装備の備蓄基地を構築し、西太平洋地域における作戦装備と物資の備蓄を強化して、地域の平和と安定を維持する計画を立てている。
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