プーチンと習近平が通話 一致してイスラエルのイラン攻撃を非難

イスラエルとイランの対立が激化する中、ロシアのプーチン大統領は19日、イラン最高指導者へのイスラエルの暗殺の可能性に関する質問に対して、一切答えを拒否した。しかし、同日午後に中国の習近平国家主席と電話会談を行い、双方はイスラエルのイランに対する攻撃を一致して非難した。
会談の中で、プーチンと習近平は「状況の緩和」に向けて積極的に取り組むことで一致し、地域の平和と安定を維持することを確認した。プーチンは、イスラエルのイランの核施設への攻撃が非常に危険であり、対立の激化はどちらの利益にもならないと述べ、イランの核問題は対話を通じて解決すべきだと強調した。
また、記者会見では、イスラエルによるイラン指導者の暗殺の可能性についての質問に対して、プーチンは明言を避け、現時点でイラン国民がテヘラン政権のもとに団結していることを強調した。
同時に、ウクライナ問題に関しては、ウクライナの首都キエフがロシア軍のミサイル攻撃を受け、死傷者数が増加する中、プーチンはドイツがウクライナに「タイガー」ミサイルを供与する場合、それは参戦と同等であると強く非難した。北大西洋条約機構(NATO)の全加盟国が今年中にGDPの2%の国防支出目標を達成する可能性があるとして、プーチンはNATOの再武装がロシアに対して脅威をもたらすことはないと主張し、ウクライナのゼレンスキー大統領との対面による停戦交渉を拒否した。
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