フィリピン海軍が1.5トンのメタンフェタミンを押収！三哥連盟による国際麻薬取引に関与
フィリピン海軍は6月20日の未明、サンミゲル州沖で疑わしい漁船を捕らえ、約1.5トンのメタンフェタミン（シャブ）を押収しました。市場価値は約100億ペソ（約56億新台湾ドル）で、これはフィリピン海軍の歴史的な麻薬押収の中で最大級のものです。
海軍によれば、この漁船の行動は疑わしく、乗員5人が逮捕され、その中には4人のフィリピン国民と1人の外国人が含まれています。漁船は現在、スービク海軍基地に押送され、調査と薬物鑑定が行われます。
フィリピン麻薬取締局は、この薬物は国際麻薬組織「三哥連盟」（Sam Gor）に関連している可能性があるとしています。このグループは、アジアの5つの麻薬ギャングで構成されており、アジア太平洋地域の相当部分の麻薬取引をコントロールしています。収益は年に170億ドルを超えると推定されています。
デサゴン海軍司令官は、この取り締まりが海軍の海域安全を守る決意を示すものであり、国際麻薬ネットワークが地域の安全に対する潜在的脅威を反映していると強調しました。調査は進行中で、詳細な密輸パターンはまだ不明です。
