中国艦船がドイツの偵察機をレーザーで照準した事件の詳細

ドイツ外務省は7月8日に、中国艦船が紅海でドイツの偵察機をレーザーで照準したと発表し、中国の駐独大使を召喚しました。ドイツの外相ヴァデフールはこの件に対し強い不満を示し、この干渉行為は容認できないと述べ、中方に説明を求めました。この事件は7月2日頃に発生し、EUの「アスピデス作戦」に参加していたドイツの飛行機が紅海を偵察飛行している際に、中国艦船がレーザー照準を行い、事前に連絡を取らなかったとのことです。ドイツ国防省は、飛行機が任務を中断し、安全に基地に帰還したと伝えています。
ドイツ側は、事件の具体的な時間や場所は明らかにされていないと強調し、中国の行動が脅威であるかどうか疑問視しています。中国外交部は、ドイツ側の主張は事実に反するとし、紅海で護衛行動を実施していることを強調しました。
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